「Jリーグ マネジメントカップ2020」からみる”川崎フロンターレの強さ”

川崎フロンターレをこよなく愛する皿谷です。今回は11月3日(水)にJ1リーグ通算4度目の優勝を果たした川崎フロンターレについて「Jリーグ マネジメントカップ2020」を使用して経営の面からその強さを暴いていこうと思います!

「Jリーグ マネジメントカップ2020」とは?
Jリーグ マネジメントカップ2020はデロイト トーマツ グループのスポーツビジネスグループが2014年より、スポーツビジネスの一層の発展に向けて事業や経営といった観点からの関心と理解を広げることを目的に、毎年発行されているものです。

分析基準
スポーツビジネスにおけるクラブのマネジメントでは、いかに試合に勝つかという「フィールドマネジメント(FM)」、いかにビジネスとして収益を上げ、また事業拡大をするかという「ビジネスマネジメント(BM)」が重要です。
今回で6回目となる「Jリーグ マネジメントカップ2020」では、2021年7月にJリーグから公表された56クラブの2020年の財務情報など公開情報をもとに、ビジネスマネジメントにおいて重要なテーマである「マーケティング」「経営効率」「経営戦略」「財務状況」の4つの視点で計12のKPIから分析されています。

長くなりましたが川崎フロンターレが所属するJ1リーグのランキングTOP5を見ていきましょう!(是非順位を予想してみてください)

見事川崎フロンターレが強さを見せて優勝!!!
Jリーグ マネジメントカップ2020 のJ1優勝クラブは川崎フロンターレでした!マーケティング分野、経営戦略分野、財務状況分野で1位、経営効率分野で6位タイと3分野で1位を獲得する強さを見せ2位に10ポイントの差をつけて見事優勝を飾りました。
FM面で史上最速優勝、最多勝点、最多勝など記録ずくめで王者に輝いた川崎フロンターレが、BM面でも地力を発揮しました。満員のスタジアムの印象が定着した川崎フロンターレですが、コロナ禍の影響で2020年シーズンは開幕節を除きシーズンを通してそれが叶いませんでした。それでも入場制限上限に近いファン・サポーターが集まりました。また、クラブと共に苦難を乗り越えようというスポンサーも多かったようで、ほぼ前年同水準のスポンサー収入も維持できていたのが勝因です。

このように川崎フロンターレはピッチ上だけでなくフロント、スポンサー、ファンが一体となりこのコロナ禍の逆境をはねのけさらに進化しようとしています。
そんな川崎フロンターレに要注目です!!!

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP