ご覧いただきありがとうございます☆
今回紹介するゲームはこちら、
FROG BOG
タイトル:FROG BOG 「フロッグ・ボグ」
メーカー:マテル
ゲーム機:インテレビジョン
発売:1982年(アメリカ・日本)
自然派カエルアクションゲーム!
どれだけ多くの虫を捕まえられるか挑戦
ゲーム画面、背景の書き込みが細かい
ゲームの目的はカエルを操作して飛び回る虫をつかまえること、ただそれだけ、
カエルを食べる動物が出たりすることはなく、相手のカエルより多く虫を捕まえ続ければよいというほのぼのとしたカエルの日常を題材としたゲームであります☆
時間設定は 昼から夜にかけて と 真夜中 の2種類があり、ともにゲームは約3分間続きます。だんだん日が暮れたり月が沈んだりと背景が変化していき、3分経つとカエルは眠ってゲーム終了となります。インスタント麺の待ち時間に最適ですね!
これぞ自然派!リアルなサウンド
フロッグ・ボグはリアルなカエルの日常を描いた作品なだけあって、音もなかなかリアルです。
例えばカエルが水に落ちる音、カエルの鳴き声、夜に聞こえる虫の声がそれっぽくて凄いです。海外の方が投稿したプレイ動画を見るとそのリアルさが分かると思います。ゲーム機自体は1980年発売だということを考慮すれば凄いサウンドだと思います。
独特な操作方法、難易度は3段階
飛び回る虫を捕まえるゲームなのでジャンプ操作がとても重要、どんな操作方法だと思いますか? 左右移動でジャンプボタン? そんなマリオじみた操作ではありません。
インテレビジョン本体写真、テンキーと16方向入力できるコントロールディスクが印象的
インテレビジョンのコントローラーにあるコントロールディスクはなんと16方向の入力に対応しております。(ジョイスティック系の普通のコントローラーは8方向)カエルをジャンプさせたい方向にディスクを押して押した時間カエルは飛び続けます。横移動するにはディスクを横方向に少しずつちょこちょこ押して移動させます。少々独特な操作なので最初はとっつきにくいかもしれなせんが、慣れると自由自在にカエルを操作することができるかもです。
しかし小さな子どもが操作するには難しいと思ったのか、操作難易度の切り替えが可能です。
一番簡単な操作はどこかのボタンを押すとカエルは一定の放物線を描きジャンプします。どこを押しても同じ動きをするだけ。プレイヤーはカエルが跳ぶ位置に虫がきたらボタンを押すのみです。確かに簡単ですがお子様向けが過ぎるというか…
カエルの操作はジャンプだけではありません。虫を捕まえるためにはコントローラーの脇にあるボタンでベロを出す必要があります。一番簡単な操作方法では自動でベロを出します。次に難しい操作方法はジャンプは自由でベロが自動。一番難しい操作方法はジャンプもベロ出しもマニュアルという感じです。それが二人のプレイヤーそれぞれに設定できるので親子や兄弟でゲームするときにはハンディキャップ戦を楽しめます!
ディスプレイとしても使える!オートゲーム
フロッグ・ボグは基本的に2人用プレイですが、しばらく操作しないとコンピュータが自動で操作しはじめます。その機能でプレイヤーVSコンピュータで1人ゲームを楽しむこともできますが、両方のカエルを操作しないでいるとどちらのカエルもコンピュータが操作します。なので3分間TV画面に映る架空の池とカエルをバックに自然を満喫するという遊び方もあります(笑)
しかしコンピュータが操作するのは一番簡単な操作方法。同じ動きをずっと繰り返すだけです。
インテレビジョン初期のソフトにはよくあることですが、もうちょっとコンピュータ働かせなよ…世界初の16ビットCPU搭載ゲーム機なんだし…2人専用ゲーム多すぎるよ…
ATARI 2600移植版もある
ATARI 2600版フロッグ・ボグ「FROGS AND FLIES」
インテレビジョンのフロッグ・ボグですが、実はATARI 2600版も発売されています。
タイトルは「FROGS AND FLIES」日本未発売です。
ゲーム機の性能上グラフィックは簡単になっていますが、それっぽく作られている感じですね。
インテレビジョン版と比べて、真夜中モードが無い、操作方法が2種類、登場する虫が1種類(インテレビジョン版は4種類、それぞれ動きと得点が違う)と簡略化されています。しかしサウンドはなかなかいい感じでインテレビジョン版と大差ないように聞こえます。
全体的な面白さを比較すれば、一長一短といった感じですね。ATARI 2600版はジャンプが8方向とシンプルで入力もしやすいですし、インテレビジョン版は機能が多彩ですし、機会があれば両方遊んで見てもらいたいです。アメリカでは両方ともそこまで入手困難な品ではないので海外のショッピングサイトを扱えるかたは是非探してみるのも良いのではないでしょうか。
あ、でも日本版の本体が必要だな、いろいろ設備投資すればアメリカの本体でもできなくはないですが、一番確実なのは入手がまあまあ困難な日本版本体を探すことですかね…オークション慣れてる方は是非、 軽率なこと言ってごめんなさい。
いかがでしたでしょうか。
今後も昔のゲームの魅力をわかりやすく書いていきますので、読者のみなさんが興味を持ってくれたら幸いです。
それではまたの機会にお会いしましょう☆
コメント