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今回紹介するゲームはこちら、
HAUNTED HOUSE
タイトル:HAUNTED HOUSE 「ホーンテッド・ハウス」
メーカー:アタリ
ゲーム機:アタリ2600
発売:1982年(アメリカ) 1983年(日本)
最初期のホラーアドベンチャーゲーム!
亡霊、コウモリ、タランチュラが住み着く屋敷を探索しよう!
ゲームの目的:主人公は4階建ての屋敷を探索し、3つの魔法の壺の破片を集めて脱出することです。
しかし、ただ屋敷を歩き回るだけでは壺は見つかりません。
コントローラーのボタンを押してマッチを使い、周りを明るく照らす必要があります。
明るくないと壺は表示されず、獲得することもできません。
基本的には、マッチで周りを照らす→壺の破片を全て見つける→屋敷を出る
という流れです。
9パターンの設定ができる
今のゲーム(ファミコン以降)に慣れた人ならそのままスタートボタン(アタリ2600の場合GAME RESETスイッチ)を押してゲームを始めるでしょう。そしてゲームクリアしてこのゲームを全て遊んだ気になる。しかし今遊んだのはゲームモード1であってまだ8つもある残りのゲームモードを遊んでいないんです!
ゲームモード1の場合、マッチは無限に使えてマップも見える状態でしたが、他のゲームモードだとマッチの数が有限、屋敷が完全に真っ暗で何も見えないという違うパターンのゲームが遊べるのです!
レトロゲームを遊んでいるとこれに気づかない人が多いので面白さが分かりにくいのかなーと思っています。
ゲームモードの選択はセレクトボタン(GAME SELECTスイッチ)を押して切り替えることができます。ゲーム画面上では表示されてる数字が変わるだけで何番で何が変わるのか分かりにくいところが難点ですが…
恐怖感を駆り立てる細かい演出
誌面では伝わりづらいですが、このゲームは音と光の演出が凝っているんです☆
ゲーム中BGMは一切なく、聞こえるのは主人公の足音のみ。
たまに雷が鳴って画面が一瞬白く光る。亡霊が見えることも…
主人公が壁にぶつかるとドンッと激突音が聞こえる。物音に気付いて敵が向かって来たり来なかったり…
このようにシンプルながらもできるだけ恐怖感が出るように工夫されている箇所がいくつもあります。当たり前のことに聞こえるかもしれませんがこの時代のゲームとしてはかなり臨場感があると思います。筆者がゲームのやり過ぎで感覚が麻痺してるのも原因かもしれないですが…
実は日本でも発売されていた
日本版パッケージ、銀色と斜め線のデザインがステキ
ATARIはアメリカの企業で、このゲームも主にアメリカで発売されたものですが、実は日本版もリリースされています。
それがこの「ホーンティド・ハウス」
……ティド?
まあ、翻訳する人によるかもしれないですが、個人的にはテッドの方が言いやすいですね。
ここではそれ以上書きませんが、他にも日本版パッケージのタイトルは変なのがいくつかあります。
ちなみに内容はアメリカ版と全く変わりません。ゲーム内に英語テキストは無いので別に良いですが、カセットラベルまでアメリカ版そのままなのは何とかしてほしかったところ。
パッケージはかっこいいのにカセットのデザインは古臭いままなのでなんか違和感がありますね。アメリカではパッケージデザインに合わせてカセットラベルの変更はあったのに…
この日本版は数が極端に少ないので入手は非常に困難です。遊びたいならアメリカ販売版を探した方が良いでしょう。全く同じカセットなので箱説明書無しだと判別つきません。当然アメリカ販売版は日本で発売された本体でも動作します。
今後も昔のゲームの魅力をわかりやすく書いていきますので、読者のみなさんが興味を持ってくれたら幸いです。
それではまたの機会にお会いしましょう☆
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